非破壊検査の見積もり完全ガイド|費用相場と料金が変わる要因を徹底解説

こんなお悩みございませんか?
  • 「鉄筋探査の見積もりを取ったけど、業者によって金額が全然違う…」
  • 「エックス線探査の相場っていくらくらいなんだろう?」
  • 「この見積もり、何にいくらかかっているのか分かりにくいな…」

お客様から最もよくいただくご質問の一つが、「費用」に関するものです。公式サイトを見ても料金表が載っていなかったり、問い合わせてみたら想定より高かったり。その分かりにくさに、少し戸惑ってしまいますよね。

非破壊検査の費用は、一つひとつの現場がオーダーメイドのようなもので、様々な要因が組み合わさって、最終的な料金が決まります。

そこで今回は、「非破壊検査の見積もり」をテーマに、費用の内訳や相場、料金が変わる要因まで、皆さまの疑問にまるっとお答えします!

この記事を読み終える頃には、見積書の内容をしっかり理解し、適正価格で信頼できる業者を見極める知識が身についているはずです。

まずは皆さまが一番気になる、検査種類ごとの費用感を見ていきましょう。

ここでは、一般的な相場観とあわせ、弊社の具体的な料金体系をご紹介します。これにより、ぐっと具体的に費用をイメージしていただけるかと思います。

ご注意

弊社料金も、現場の状況や作業時間、その他の条件によって変動する場合がございます。正確な費用については、無料でお見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

X線(レントゲン)探査

コンクリート内部の鉄筋や電線管などを、レントゲン写真のように正確に可視化します。

非破壊検査 X線(レントゲン)探査

料金体系:基本料金+フィルム枚数

基本料金80,000円〜
フィルム1枚あたり2,000円
ポイント

基本料金には、専門の有資格者による作業費や機材費が含まれます。調査したい箇所数(=撮影枚数)に応じて費用が加算される、分かりやすい料金体系です。

RCレーダー探査機による鉄筋探査

電磁波を使って、壁や床の広範囲にわたる鉄筋の位置やかぶり厚(コンクリート表面からの深さ)を調査します。

鉄筋探査

料金体系:時間単位

半日作業30,000円〜
一日作業60,000円〜
ポイント

調査範囲が広い場合や、複数のエリアをまとめて調査する場合に適しています。「午前中だけ」「丸一日かけて」といった、現場のスケジュールに合わせた柔軟な対応が可能です。

ダイヤモンドコア穿孔(コア抜き)

コンクリートの強度試験用のサンプルを採取したり、配管用の穴を開けたりします。

ダイヤモンドコア

料金体系:作業員労務費+施工単価

最低料金1日の作業金額が35,000円に満たない場合は、一式工事として35,000円を申し受けます。
ポイント

コアを抜く本数や直径、深さといった「施工単価」と、作業にあたる「労務費」を組み合わせた料金体系です。少数の穿孔でも、最低料金が設定されているため安心です。
※コアがら(抜き取ったコンクリート塊)や削孔水の処理費用は別途となります。

見積もり金額は、主に以下の5つの要因が複雑に絡み合って決まります。これを知っておくと、業者から提示された見積もりの「なぜ?」が理解できるようになります。

1. 検査面積・数量

これは最も分かりやすい要因ですね。

調査する壁や床の面積が広ければ広いほど、あるいはX線撮影の箇所数が多ければ多いほど、作業時間と手間が増えるため、費用は高くなります。

2. 建物の構造・材質

一見同じように見えるコンクリートの壁でも、実は中身は様々です。

鉄筋が非常に密に入っている「過密配筋」の壁は、探査に時間がかかります。また、コンクリートが分厚い場合は、強力なX線装置が必要になるなど、建物の構造や材質によって使う機材や手間が変わってきます。

3. 現場の条件

現場の環境は、費用に大きく影響するポイントです。

  • 作業のしやすさ(足場など)

天井や高所の壁など、脚立では届かない場所を調査するには、足場や高所作業車が必要になり、その分の費用が加算されます。

  • 作業時間帯

テナントが入っているビルや、稼働中の工場など、日中の作業が難しい場合は、夜間や休日の作業となります。当然、夜間・休日割増の料金が発生します。

  • 周辺環境

騒音や振動に制約がある現場、搬入経路が狭く機材の持ち込みが大変な現場なども、費用が変動する要因となり得ます。

4. 報告書の形式

調査結果をまとめる「報告書」も、その内容によって料金が変わります。

  • 簡易報告書

測定データや探査結果の図面のみ、といったシンプルな形式です。

  • 詳細報告書

上記に加え、写真や考察、CADデータでの作図などが含まれる、より丁寧で分かりやすい形式です。当然、作成に手間がかかるため、費用は高くなります。

どのようなレベルの報告書が必要なのかを事前に業者とすり合わせておくことが大切です。

5. 必要機材・技術

例えば、先ほどの相場表でもあったように、一般的な鉄筋探査機とX線探査装置では、機材そのものの価格や運用コストが全く異なります。

X線探査には専門の資格を持つ技術者が必要になるため、人件費も変わってきます。目的に応じて最適な機材と技術を選ぶことが、結果的にコストの最適化に繋がります。

「じゃあ、なるべく正確な見積もりをもらうにはどうすればいいの?」

その答えは、依頼する側からできるだけ多くの情報を業者に提供することです。情報が多ければ多いほど、業者は現場の状況を具体的にイメージでき、より現実に近い見積もりを算出できます。

ぜひ、以下のリストを参考に情報を整理してみてください。

依頼時に伝えるべき情報リスト
  • 建物の情報

住所、建物の種類(マンション、事務所、工場など)、築年数

  • 調査の目的

「なぜ調査が必要なのか」(例:新規にアンカーを打ちたい、耐震診断のため、雨漏りの原因調査など)

  • 調査の範囲

具体的な場所(例:3階の南側の壁)、おおよその面積や箇所数

  • 希望する納期

いつまでに調査を終え、いつまでに報告書が必要か

  • 現場の状況

分かっている範囲でOK(例:日中作業可能、天井高5mなど)

  • 図面の有無

構造図や設備図など、参考になる図面があるか

この情報が揃っていると、私たち業者側も「それなら、この方法が最適ですね」「この機材を用意します」と、ぐっと精度の高いご提案とお見積もりが可能になります。

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、適正価格を知る上で非常に有効です。

しかし、ただ見積もりを集めるだけでは意味がありません。正しく比較検討するために、注意点をお伝えします。

「相見積もり」注意点
  • 必ず「同じ条件」で依頼する

A社には口頭で、B社にはメールで、C社には図面を渡して…というように、伝える情報がバラバラでは、出てくる見積もりが違って当然です。先ほどのチェックリストを使い、全社に全く同じ条件を提示しましょう。

  • 「なぜ安いのか」「なぜ高いのか」を考える

見積書を並べ、単純な合計金額だけで判断するのは危険です。ある業者が安いのは、報告書作成費が含まれていないからかもしれません。別の業者が高いのは、より高性能な機材を使う提案だからかもしれません。合計金額だけでなく、その「内訳」と「提案内容」をしっかり比較検討することが、良いパートナー選びに繋がります。

いかがでしたでしょうか。非破壊検査の見積もりが、なぜ定価で示せないのか、その裏側にある様々な要因をご理解いただけたかと思います。

費用を正しく理解することは、業者に言われるがままになるのではなく、自社のプロジェクトにとって本当に必要な検査を、適正な価格で依頼するための第一歩です。

私たち株式会社HOLTECHは、お客様にご納得いただいた上で作業を進めることを何よりも大切にしています。

  • 丁寧なヒアリング

お客様の目的やご予算をしっかり伺い、最適な調査プランをご提案します。

  • 透明性の高い見積もり

なぜこの価格になるのか、弊社の料金体系に基づいて一つひとつ丁寧にご説明します。

  • 無駄のないご提案

必要のない検査をお勧めするようなことは、決してありません。

「うちのケースだと、だいたいどれくらいになるんだろう?」

そう思われたら、まずはお気軽にお問い合わせください。現地調査を含めたお見積もりは無料です。ご相談いただいたからといって、しつこい営業はいたしませんのでご安心ください。

お客様の大切な建物を守るための最適なパートナーとして、HOLTECHが全力でサポートさせていただきます。

https://holtech.jp/contact/

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